こんにちはトラ次郎です。
今日は「ハンバーグのタネが柔らかすぎる」についてお送りします。

今、この記事をお読みのあなた様・・・
もしかして「やばーい!ハンバーグのタネがトロトロー!」って焦ってますか?
だとしたら、急いでハンバーグを固くしたいですよね。
そこで今回は「ゆるいハンバーグを救済する方法」をご紹介します。
復活させるのに1時間くらいかかりますが…美味しく仕上がるので、最後までついてきてください^^
ハンバーグのタネがゆるくなる理由は?水分を減らす方法は?
ハンバーグのタネがトロトロにゆるいと、マジで焦りますよね。
スライムみたいにフニャフニャで、丸めても形にならなーい( ;∀;)
んで、その理由はタネの水分が多すぎるため。
卵とか牛とか、何かの水分が多いとユルユルになっちゃうんです。
もし「レシピ通りに混ぜたんだけど…」って場合は「こね」が足りないのかも?
だとしたら、気合をいれてもう一発コネコネしてみましょう。
粘りが出て、タネがしっかりしてくるかも知れません。
でも、心理的にドキドキしているくらいの状態だったら、たぶん「水分が多すぎる」ことが原因じゃないかな~と思います。
とりあえず、水分を吸わせる方法として
- パン粉を足す
- 小麦粉を加える
という方法があります。
パン粉か小麦粉、キッチンにありますよね?
ちょっと追加してみましょう。
ここは「ちょっと追加」です。
規定量の3倍とか入れたら、それは入れすぎなので加減しながらやってくだい。
(入れすぎると味がマズくなって、ハンバーグが全滅します)
どうですか?
もし、ぼちぼち固くなったら作戦成功!
(お疲れちゃんでした)
しかし「うわー、ぜ~んぜんダメだ!焼け石に水~」って場合もあると思うんです。
いいんです、いいんです。
これからが本番ですから。
ちなみに、僕の手元にもトロトロハンバーグがあります。
一緒に頑張っていきましょうね~
ハンバーグのタネを固くする方法は?ガンガンこねてバッチリ冷やす!



ゆるいハンバーグのタネを固くするには「こね」と「冷やし」が大事です。
- しっかりこねる事で、肉の粘りを引き出す
- 冷やす事で、タネを固くする
たぶん、ハンバーグのタネがトロトロになっている時点で、ある程度こねられていると思います。
でも、念のためもう一回こねましょう。
こねるって言うか、ギューッと握る感ですかね~
タネがニュルニュルしているので。
あと、冷やすのは冷凍室で。
冷凍庫に入れて「少し凍ってるかな?」くらいに冷やします。
「少し凍ってる」くらいの状態じゃないと、ユルユルのハンバーグタネは固くなってくれません。
変な例えですが、水は丸めてもお団子になりませんが、かき氷は雪団子になりますよね。
そんな感じです。
ただ、冷凍室に入れっぱなしだと完全に凍ってしまうので注意してください。
冷やす手順は・・・
ユルユルのタネをボールごと冷凍室に入れる
↓
15分たったら、タネをかき混ぜる
↓
また冷凍室に入れる
↓
15分たったら、タネをかき混ぜる…を繰り返す
これを2~4回繰り返すと、いい感じに固くなります。
写真で見てみよう!
さて、こちらが冷えて半分固まったハンバーグのタネ↓



ユルユルのハンバーグタネにビビった人なら、違いが分かるんじゃないでしょうか。
「お!シャキッとしてるじゃん」って思うでしょ?
そしたら、パーシャル状態のタネを速攻で成型します。
速攻じゃないと温まって柔らかくなるので、スピードが命。
サクッと成型したら、タネをフライパンで焼きます。
これで、ひと安心ですね^^



ただ、注意点が一個だけあります。
それは「ひっくり返しは慎重に」ってこと。
焼きの入った片面はそこそこシッカリしてるんですが、反対側はやっぱユルユルなので。
実際には慎重にひっくり返したつもりでも、少しタネがずれちゃう事があると思うんです。



そんな場合は…焼きながら、赤い部分を中に押し込んじゃいましょう。(スプーン等を使って)



んで、焼き上がりました↓



お味の方は「フワ~とした、柔らか~いハンバーグ」って感じ。
もともとがフニャフニャなので、仕上がりもソフト路線ですね。
ま、フワフワといっても表面部分はサクッとしているので、ハンバーグ的な食感は確保しています。
あ、もちろんふつうに美味しいですよ。
粉で固めたハンバーグより、こっちの方が全然うまいっす。